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アルバム

Angel Touch

1990年6月25日発表、全11曲のCINDYのセカンド・アルバム。

カタログ最終更新: 2026-10-05

現在のカタログ情報

項目の種類
アルバム
固定項目ID
album_angel_touch
原題
Angel Touch
ローマ字表記
Angel Touch
カタログの年
1990
初発売日
1990-06-25 official 確認日: 2026-10-05
日付精度
day official 確認日: 2026-10-05
作品種別
album official 確認日: 2026-10-05
曲数
11 official 確認日: 2026-10-05
クレジット
Backing vocals: 山下達郎 / Tatsuro Yamashita official 確認日: 2026-10-05

ソニーは山下達郎のコーラス参加を明記しますが、この資料では曲別の指定はありません。制作、全曲参加、「Surprise」個別の歌唱は推定しません。

オリジナルエッセイ

Angel Touch、明日のために二度場所を空ける

再び現れる題名、セルフカヴァー、変わる媒体。一九九〇年の一枚に重なる時間をたどる。

深い青の面の上で二つの半透明なガラスが近づき、琥珀色の小さな光を屈折させるAIイラスト。
『Angel Touch』のAI生成コンセプトイラスト。近づくガラスと暖かな屈折光で、深夜の音楽の親密さを表現。 AI生成のオリジナル概念画であり、歴史写真、本人の肖像、実際のジャケットではありません。

一九九〇年六月二十五日発売の『Angel Touch』は、音楽の年代を分ける線を少し緩めて考えられる作品だ。暦が九〇年代へ変わったからといって、音楽家がそれまでの経験を元日に捨てるわけではない。現在のシティポップという棚に置くために、作品を別の十年のものとして扱う必要もない。CINDYの二作目には確かな日付があるが、それを柵にすることはないだろう。さらに具体的なのは、ソニーが初出の媒体をCDとカセットと記していることだ。今この音楽に結びつけられがちなアナログ盤のイメージだけでは、最初の届き方を説明できない。懐かしい風景を後から重ねる前に、音楽が日々使われていた形にも目を向けたい。

曲順には、時間を少し複雑にする仕掛けがある。「When Tomorrow Comes」が前半に置かれ、終盤にはRepriseと記された形でもう一度現れる。この二つの場所だけでも、アルバムは順番を交換できる題名の袋ではなくなる。最初の明日は先を指している。再びその名に出会うとき、聴き手は間にある曲を経て、別の現在にいる。同じ言葉でも置かれる時が違うのだ。これは歌詞に隠された物語を断定する読みではなく、曲順から可能になる考え方である。進むことだけでなく、戻ることも一枚の進行感を変える。反復には同じものを複製するだけでなく、一度出した問いをもう一度差し出す働きがある。

セルフカヴァーの「Destiny」と「天使の気持ち」は、別の時間を運び込む。他の場所ですでに生きていた作品が、今ここにある曲の集まりへ加わるのだ。新しい曲と古い曲の違いを、誕生した順に並べることだけで理解するのは難しくなる。歌う人が変わり、隣り合う曲が変われば、作品は周囲との関係を作り直す。部屋の模様替えを想像するとよい。見慣れた物はそのままでも、物同士の距離によって部屋の使い方が変わる。ここでCINDYの書き手としての仕事と歌手としての仕事が出会う。過去は記念の棚に収められず、これからも働ける素材として置かれている。

アルバム名にも、距離の面白さがある。天使という語は遠く大きな世界を連想させる一方、触れるという行為には接近が必要だ。運命、ろうそくの光、信頼を思わせる曲名も、大きな概念と狭い範囲の感覚を行き来する。それらを一つの恋愛物語に組み立てなくても、ポップアルバムが親密さのために言葉を用意する様子は考えられる。私的な感情を重大に感じることと、それを数分の形で受け止めることは両立する。そのように捉えるなら、都市の想像力を証明するために高層ビルや海沿いの道を必ず用意しなくてもよい。忙しい生活の中で、公にはしない感情のために場所を空けることも、都市を生きる文化的な経験になる。

後年のアナログ再発は『Angel Touch』に新たな物の形を与え、配信ではどの一曲も独立した入口になる。その双方が便利である一方、一枚のアルバムには別の誘いも残る。各曲を推薦欄で競い合う項目として急いで判断せず、隣人としての関係にしばらく注意を向けることだ。十一曲の中では、題名が戻り、過去を持つ創作が配置し直され、終わりも次の再生によってまた開かれる。その時間を懐古だけで説明するのは狭すぎるだろう。一枚は過去を連れ戻すだけではない。すでに起きたことを抱えたまま、まだ起きていない明日のために場所を残す。その小さな練習を、曲順という形で可能にしている。

編集注記

発売情報と制作上の役割は掲載資料に基づきます。文化的な分析、比喩、題名の読みは独自の批評であり、本人の証言ではありません。歌詞の引用は行わず、題名から歌詞の筋や私生活を断定していません。

関連項目とクレジット

  • CINDY アーティスト
  • CINDY 発表 Angel Touch
    • www.110107.com
  • Surprise 収録 Angel Touch
    • www.110107.com
    position: 1 official 確認日: 2026-10-05
  • 山下達郎 歌唱・演奏 Angel Touch
    • www.110107.com
    role: {"zh":"和声;仅确认专辑层级,未指定逐曲","en":"Backing vocals; album-level participation, tracks unspecified","ja":"コーラス。アルバム単位で確認、曲別未特定"}
  • Angel Touch · 2020-11-26 · DQJL-7116 発売版 Angel Touch
    • www.110107.com

確認済みの配信リンク

配信元のメタデータを確認しています。再生、地域別配信、音源マスターの同一性は保証しません。

  • spotify: ソニー提供の全11曲デジタル版。同名別人が混在する人物ページに依存せずアルバムを照合。実物盤とのマスター同一性は未確認。

出典と根拠

  • www.110107.com
  • www.110107.com
  • www.qobuz.com
  • Sony otonano: Angel Touch original eleven-track running order
  • Sony Music Japan: Angel Touch official reissue catalog entry

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