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楽曲

いつか(SOMEDAY)

山下達郎の楽曲。『RIDE ON TIME』収録。

カタログ最終更新: 2026-10-02

現在のカタログ情報

項目の種類
楽曲
固定項目ID
song_someday
カタログの年
1980

オリジナルエッセイ

「いつか」、他人のいる希望

慰めを、誰かと生きる難しさから切り離さない。

異なる椅子が割れた共同のテーブルを囲み、コーラル色の編み糸が裂け目をつなぐ。
AIによるオリジナルの象徴的な編集イラスト。実際の歴史写真やオリジナルのレコードジャケットではありません。

「いつか(SOMEDAY)」の希望には、答えなければならない不快な現実がある。曲が扱うのは人と人の疎外、関係の中で生じる傷、そして失望のあとにも残る連帯の可能性だ。暦が進めば自然に良くなる、という約束とは出発点が違う。楽観は他者との接触に耐えなければならない。他人は困難の原因であると同時に、絶望しきらずにいる理由にもなりうる。その二つの立場を簡単に分けないところに、この曲の希望の重みがある。

詞は吉田美奈子、作曲と編曲、歌唱は山下達郎。一九八〇年のアルバム『RIDE ON TIME』を開く曲である。有名なタイトル曲が四曲目に現れる前に、レコードは信頼の難しさを聴き手の前へ置く。その配置によって、アルバムの自信には人間的な複雑さが加わる。前へ進みたいと思いながら、一緒に進む人々をまだ信じきれなくてもよい。希望は、疑問がすべて解消してからでなければ口にできないものではない。

この社会的な関心は、シティポップの捉え方にも関わる。都市はしばしば、人に遮られないほうが美しく見える表面として描かれる。道、窓、光る建物。しかし「いつか」は、そこへ別の住人を戻す。街は感情の距離を配置する場所でもあり、絵葉書にはしたくない出会いや疲れも含んでいる。疎外に向けられた注意によって、この曲の都会性は、きれいな住所や高価な眺めを持つこと以上の内容を得る。

慰めが失敗するのは、傷ついた人に、何も起きなかったふりを求めるときだ。失望と希望を同時に扱うこの曲からは、別の可能性が見えてくる。励ましは、生き続けることの負担を認めてもよい。未来を残すのは、最も自信のある人に賞を与えるためではなく、人との関係を作る力を失わないためだ。その提案は、歴史全体の進歩を保証するほど大きくない。普通の難しい一日に使えるだけの、小ささを持っている。

だから冒頭の「いつか」は、単に気分を指定する曲ではない。不確かさを楽しさと一緒にアルバムへ入れる。吉田の社会への視線と山下の表現は、励ましという身近な言葉に、個人の成功を越えた対象を与える。他者と同じ世界を使うという、終わりきらない仕事である。題名に日付はなくても、その要求はもう存在している。人が構図を乱すからといって、人だけを都合よく画面から消すことはできない。

編集注記

公式のアルバム資料と許諾済み歌詞本文に基づく独自の主題論。引用や逐語的な言い換えはなく、疎外・連帯・希望を大きな主題として扱います。歌ネットの2002年の商品日付を1980年のアルバム史に代えていません。

関連項目とクレジット

  • 山下達郎 歌唱・演奏 いつか(SOMEDAY)
    • www.uta-net.com
  • 吉田美奈子 作詞 いつか(SOMEDAY)
    • www.uta-net.com
  • 山下達郎 作曲 いつか(SOMEDAY)
    • www.uta-net.com
  • 山下達郎 編曲 いつか(SOMEDAY)
    • www.uta-net.com
  • いつか(SOMEDAY) 収録 RIDE ON TIME
    • tatsuro.co.jp
  • いつか(SOMEDAY) 詞曲作品に対応 いつか(SOMEDAY)
    • www.uta-net.com
  • A1 · いつか(SOMEDAY) 対応 いつか(SOMEDAY)
    • www.tatsurorcaairyears.com

出典と根拠

  • www.uta-net.com
  • tatsuro.co.jp

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