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アルバム

DO AWAY

1990年4月21日発売、全11曲の今井優子のアルバム。プロデュースは角松敏生。

カタログ最終更新: 2026-10-05

現在のカタログ情報

項目の種類
アルバム
固定項目ID
album_do_away
原題
DO AWAY
ローマ字表記
DO AWAY
カタログの年
1990
初発売日
1990-04-21 official 確認日: 2026-10-05
作品種別
album official 確認日: 2026-10-05
日付精度
day official 確認日: 2026-10-05
曲数
11 official 確認日: 2026-10-05
制作クレジット
角松敏生 / Toshiki Kadomatsu official 確認日: 2026-10-05
制作クレジット
角松敏生 / Toshiki Kadomatsu official 確認日: 2026-10-05
編曲クレジット
角松敏生 / Toshiki Kadomatsu; 小林信吾 / Shingo Kobayashi; 浅野祥之 / Yoshiyuki Asano official_publisher 確認日: 2026-10-05

アルバム全体のクレジット。各人の担当曲は異なり、三人それぞれが全曲を編曲したという意味ではありません。

レコーディング・エンジニア
内沼映二 / Eiji Uchinuma official_publisher 確認日: 2026-10-05
ミキシング・エンジニア
内沼映二 / Eiji Uchinuma official_publisher 確認日: 2026-10-05

オリジナルエッセイ

『DO AWAY』、帰る場所のある旅

序曲、空港、リプライズ。一九九〇年のアルバムは、移動の中に振り返る場所を作る。

AIコンセプトイラスト。朱色の扉の奥の影から白い紙の帯がほどけ、明るい黄色の光へ伸びる。
『DO AWAY』のAI生成コンセプトイラスト。敷居を越える紙の帯と光の変化で、別れと新しい始まりを表現。 AI生成のオリジナル概念画であり、歴史写真、本人の肖像、実際のジャケットではありません。

『DO AWAY』は一九九〇年四月二十一日に発売された。現在、シティポップを通じて近づくアルバムとしては、少し都合が悪く、だからこそ役に立つ日付である。スタイルの既製の枠として使われがちな八〇年代から、わずかにはみ出しているのだ。その小さな不便さは、考える余地を生む。暦の数字が変わっても、音楽の関係が一斉に終わるわけではない。この一枚は境界を見張る代わりに、関係が先へ続く様子を追う入口になる。分類は連続性を見つける助けになるときに有効で、どの連続性を数えてよいか先に決めてしまうときには、かえって視野を狭くする。

十一の題名は、入口と帰還のある順序を描いている。冒頭の「End of the winter」には、序曲を意味するovertureが添えられている。「Airport」は途中に現れ、最後に「Airport(Reprise)」として戻ってくる。これは曲目表に書かれた構造であり、歌詞の物語を要約したものではない。それでもこの配置から、アルバムを組織された移動として読むことはできる。序曲は中へ入るように促し、リプライズは時間が過ぎた後で何かをもう一度認めるように促す。その間では、到着が必ずしも出発の反対とは限らない。同じ名前の場所が、順序の中の自分の位置によって、別の意味を持つこともある。

角松敏生のプロデュース表記は、その順序をまとめる重要な中心である。一方、曲ごとのクレジットは、制作のすべてを一人に縮めることを許さない。編曲者には小林信吾、浅野祥之も並び、「Airport」の詞は今井が書いている。ここで面白いのは誰の名前を最大にするかという競争ではなく、分担の具体性だ。すべてが一人の作者によらなくても、アルバムは一貫した姿を持つことができる。クレジットは共同の作業場を想像させる。それぞれの貢献は区別できるまま、変わっていく題名や役割を通じて、一人の歌手の作品としてのまとまりを支えている。

後年の物理的な形は、構造の問題をさらに具体的にする。二〇二一年の二枚組LPでは、十一曲が四つの面に分けられた。終わりの短いリプライズと「Airport」の間には、別の曲だけでなく、もう一枚のレコードを扱う動作も挟まることになる。もちろん、すべての人が同じように経験するわけではなく、アナログ盤が注意深さを保証するわけでもない。そこにあるのは、間の置き方のもう一つの提案だ。CDの時代に生まれた作品が、数十年後に新しい物理的な句読点を得る。別の媒体で戻るとき、同じ曲順だけでなく、その周囲に時間を作る別の方法にも出会うのである。

旅行を思わせる語彙から、今井が実際に行った旅を想像で埋めたり、プーケットや空港を特定の生活様式の証明にしたりする必要はない。題名は地理を想像力に開くことができても、旅券の記録を提供するわけではない。ここでの読み方にとって大切なのは、先へ進むことと戻ることの関係である。アルバム名は遠ざかる方向を示すように見え、最後の題名は再び現れるための余地を作る。その二つは両立できる。別の場所へ開かれながら、認められるものを手元に残しておくこともできるのだ。一つの時代が苦もなく暮らしていた証拠としてではなく、出発と帰還が一つの経験に収まる空間として見ると、『DO AWAY』は豊かな問いを差し出してくれる。

編集注記

掲載資料に基づくオリジナルエッセイです。比喩、文化批評、題名の読解は編集上の解釈で、本人の発言ではありません。歌詞は引用せず、資料に基づく考察を試聴報告として扱いません。

関連項目とクレジット

  • 今井優子 アーティスト
  • 今井優子 発表 DO AWAY
    • www.yuko-sound.com
  • 愛は彼方(今井優子版) 収録 DO AWAY
    • soundfuji.kingrecords.co.jp
    position: 2 official 確認日: 2026-10-05
  • 角松敏生 プロデューサー DO AWAY
    • www.yuko-sound.com
  • DO AWAY · 2021-08-28 · NAS-2091/2 発売版 DO AWAY
    • citypop.onvinyl.jp

確認済みの配信リンク

配信元のメタデータを確認しています。再生、地域別配信、音源マスターの同一性は保証しません。

  • spotify: 全11曲の配信項目。リンク先の楽曲メタデータの日付は2023年7月19日で、アルバムの1990年初発売日とは区別。序曲とリプライズに地域制限表示があり、再生とマスター対応は未確認。

出典と根拠

  • www.yuko-sound.com
  • news.kingrecords.co.jp
  • soundfuji.kingrecords.co.jp
  • tower.jp
  • www.yuko-sound.com
  • CITY POP on VINYL: NAS-2091/2 four-side track layout

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