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アーティスト

矢野顕子

1976年『JAPANESE GIRL』でソロ・デビュー。作詞作曲、ピアノ演奏、多彩な協働を続ける音楽家。

カタログ最終更新: 2026-10-05

現在のカタログ情報

項目の種類
アーティスト
固定項目ID
person_akiko_yano
原題
矢野顕子
ローマ字表記
Akiko Yano
役割
singer, composer, lyricist, pianist official 確認日: 2026-10-05
楽器
voice, piano official 確認日: 2026-10-05
デビュー年
1976 official 確認日: 2026-10-05

1976年は『JAPANESE GIRL』でのソロ・アルバムデビュー。それ以前の演奏や録音活動の開始年とはしません。

デビュー作品
JAPANESE GIRL official 確認日: 2026-10-05
本図譜の収録範囲
crossover editorial_scope 確認日: 2026-10-05

特定の作品と確認できる協働を通じて収録。活動全体をシティポップに分類するものではありません。

オリジナルエッセイ

矢野顕子、部屋と部屋をつなぐ

ピアノも電子音楽も日常も、互いを消さずに一人の作者の中で出会える。

AIコンセプトイラスト。木のピアノの鍵盤が折り紙の鳥、葉、スプーン、カップへと変わり、赤と緑の色面が彩る。
矢野顕子のAI生成コンセプトイラスト。鍵盤と身近な物の変身で、日常から音楽を発明する感覚を想像する。 AI生成のオリジナル概念画であり、歴史写真、本人の肖像、実際のジャケットではありません。

音楽の地図は、ときに鍵のかかった部屋が並ぶ家に見える。ジャズはこちら、電子ポップはあちら、生活の言葉は奥の小さな部屋、と区切られる。矢野顕子がその地図に必要なのは、鍵そのものを不要に見せるからだ。一九七六年『JAPANESE GIRL』でのソロ・デビューから、作詞作曲、ピアノ演奏、異なる場での協働が続く。分類不能という曖昧な賛辞で済ませたいのではない。一人の音楽家が同時に抱えられる営みを切り離すことで、分類は何を見えなくしてしまうのか。その問いを具体的な仕事に向けてみたい。

一九八〇年の『ごはんができたよ』は、一つの答えを与える。矢野が坂本龍一と共同プロデュースし、イエロー・マジック・オーケストラにつながる音楽家たちが参加した。重要な電子ポップのネットワークに近いという事実は、本人を他人の歴史の脇役にする理由にはならない。アルバムには矢野の名があり、矢野の書いた曲があり、制作の署名には共同の責任が記されている。共同作業には複数の主導性があってよい。著名なグループのそばにいる女性を、必ずグループから説明し始めると、地図は見慣れたものになる一方で、本人の場所が見えにくくなる。

食事の用意を知らせるアルバム名は、別のつながりも開く。ここではそれを、普通の言葉による人への呼びかけとして読みたい。私生活の証拠や、女性の仕事を定める規則としてではない。暮らしの言葉も、機械の言葉と同じように注意を組織できる。人を集め、孤立を中断し、時間を共有されるものへ変える。そうした言葉を生まれつき小さいものと見なすなら、限界は材料よりも見方にある。台所も実験室も、別々の要素が新しい関係に入る場所になりうる。そこで働く人をどちらかの固定した像へ閉じ込める必要はない。

長い活動は、同じ問いを別の大きさで示す。ビクターの公式プロフィールには、電子音楽のプロジェクトyanokami、ピアニスト上原ひろみとの仕事、宇宙飛行士の野口聡一が書いた言葉に曲をつけた共同名義作品が記録されている。これらは異なる仕事であり、あらゆる音楽が実は同じだという証明ではない。繰り返しではない連続性を考えられることに価値がある。声はここで何ができるのか、言葉はどう時間を占めるのか、他者は何を可能にするのか。そんな問いを別々の協働へ運ぶことができる。なお、この問いは本文の枠組みであり、矢野の発言として記したものではない。

シティポップの地図で矢野を置くなら、複数の方向へ開いた交差点がよい。坂本、細野、周辺の協働者との確認されたつながりは、一つの経路を説明するが、生涯すべてにジャンルの証明書を発行するものではない。境を越えることは、出発した場所を捨てることとも違う。部屋はそれぞれ異なるままで、扉を開けておける。その考え方なら、個々の協働の具体性と、間を動く本人の両方を尊重できる。生活の言葉は想像の大きさを保ち、電子的な仕事には人間の作者が残り、ピアニストは一番近い棚の分類表示よりも広い存在でいられる。

編集注記

以下の資料に基づくオリジナルの文化エッセイ。題名の読解、比喩、文化的判断は編集上の解釈で、本人の発言ではありません。歌詞引用、録音現場の実体験、音源試聴の主張はありません。

関連項目とクレジット

  • 矢野顕子 発表 ごはんができたよ
    • www.sonymusic.co.jp
  • 矢野顕子 歌唱・演奏 TONG POO(矢野顕子版)
    • www.sonymusic.co.jp
  • 矢野顕子 作詞 TONG POO(矢野顕子版)
    • www.sonymusic.co.jp
  • 矢野顕子 共同制作 ごはんができたよ
    • wewantsounds.bandcamp.com
  • 矢野顕子 作曲 My Dear
    • www.jvcmusic.co.jp
    • www.jvcmusic.co.jp
    • tower.jp
    evidenceScope: Composer of original side A, tracks 1–5 only; not the whole album or all lyrics.role: {"zh":"原LP A面,即本编第1—5曲的作曲;不代表全碟或全部歌词。","en":"Composer of original side A, tracks 1–5 only; not the whole album or all lyrics.","ja":"オリジナルA面、本編1〜5曲の作曲。全アルバム・全作詞ではありません。"}

確認済みの配信リンク

配信元のメタデータを確認しています。再生、地域別配信、音源マスターの同一性は保証しません。

  • spotify: 矢野顕子のアーティストページ。本人写真は完全な公式ウィジェット内のみ。

出典と根拠

  • www.jvcmusic.co.jp
  • www.sonymusic.co.jp
  • wewantsounds.bandcamp.com
  • open.spotify.com
  • MIDI: Gohan ga Dekitayo Remaster Collection

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