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楽曲

プラスティック・ラブ

竹内まりやの楽曲。『VARIETY』収録。

カタログ最終更新: 2026-10-02

現在のカタログ情報

項目の種類
楽曲
固定項目ID
song_plastic_love
カタログの年
1984

オリジナルエッセイ

「プラスティック・ラブ」、人工素材の効用

加工された表面は感情を隠すことも、感情の居場所を作ることもできる。

半透明のコーラル色の器が絡まる藍色の糸を支え、繊細な感情を包む人工の形を表す。
AIによるオリジナルの象徴的な編集イラスト。実際の歴史写真やオリジナルのレコードジャケットではありません。

プラスティックは、愛に添えるには奇妙な素材である。高価なものをまねることも、自然にはない形になることもできる。使い捨てと思われながら、使う人より長く残ることさえある。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」という題名は、その矛盾を感情の領域へ運んでくる。誠実であるためには、あらゆる加工を取り除く必要があるのだろうか。礼儀や身なりや身につけた表情もまた、人が外へ出るために使う人工素材なのではないか。

一九八四年四月二十五日発売の『VARIETY』で、この曲は二曲目に置かれている。詞曲は竹内、編曲は山下達郎。まずその位置を確かめると、懐かしい一枚の画像とは違う入口が現れる。多様性を掲げるアルバムでは、一つの感情が、一人の人間や一つの時代のすべてを代表する必要はない。隣には別の曲があり、別の生き方の可能性がある。互いの事情を知らない人々が同じ時間に居合わせることも、都会という言葉の中身になりうる。

人工的であることは、ポップスそのものについても問いかける。レコードは作られたものであり、編曲や録音は、感情が他人へ届く条件を整える作業だ。仕上げが巧みだから気持ちまで偽物だと疑うのは、心を動かす手紙には悪筆であることを要求するようなものだろう。竹内の作者としての仕事と山下の編曲は、その制作の異なる部分を担う。整った形は、不安定な感情がしばらく身を置く支えにもなる。

しかも、この曲には複数の形がある。一九八五年三月二十五日の十二インチ盤には、延長されたクラブ・ミックスと新しいリミックスが収められ、二〇一四年の三十周年盤にも別ヴァージョンが追加された。アルバムに置かれた一曲が、別の大きさでもう一度世に出る。延長や組み替えは、出発点から遠ざかるだけの行為ではない。使われる場を考え直すことでもある。曲がどれだけの時間を使い、何と一緒に過ごすのかも、その曲との関係を変えていく。

だから再び聴くとき、経験していない八〇年代を思い描くところから始めなくてもよい。もっと近くには、私たちが毎日行う、自分を人前に出せる形へ整える仕事がある。内側が散らかっていても、会話を続け、服を選び、ひとまず一日を過ごす。素材は何かを隠すが、何かを保つこともある。この題名の面白さは、その二つをきっぱり選別せずに残すところにある。

編集注記

歌詞を引用しないオリジナル評論。1984年のアルバム、1985年のリミックス盤、2014年の再発を区別し、外部音源のマスター同一性は断定していません。

関連項目とクレジット

  • 竹内まりや 歌唱・演奏 プラスティック・ラブ
    • www.uta-net.com
    • www.shazam.com
  • 竹内まりや 作詞 プラスティック・ラブ
    • www.uta-net.com
    • www.shazam.com
  • 竹内まりや 作曲 プラスティック・ラブ
    • www.uta-net.com
    • www.shazam.com
  • 山下達郎 編曲 プラスティック・ラブ
    • www.uta-net.com
    • www.shazam.com
  • プラスティック・ラブ 収録 VARIETY
    • wmg.jp
  • プラスティック・ラブ 詞曲作品に対応 プラスティック・ラブ
    • www.uta-net.com
    • www.shazam.com
  • 02 · プラスティック・ラヴ 対応 プラスティック・ラブ
    • wmg.jp

確認済みの配信リンク

配信元のメタデータを確認しています。再生、地域別配信、音源マスターの同一性は保証しません。

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  • spotify

出典と根拠

  • www.uta-net.com
  • www.shazam.com
  • wmg.jp
  • Mariya Takeuchi: official Moon-era singles
  • Mariya Takeuchi: VARIETY and anniversary track list

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